モフモフになれたら

本と映画と仕事と考えたこと

会社に対して

年に一回の本社面談に行ってきた。

これからは毎年この時期にやることになるけど、今回は初めてなので本社へ行くのは実に一年半ぶりとなった。

会社に対して持っている不信感を思いっきりぶつけてやろうと意気込んで行ってきたもののかなり肩すかしに終わった。

面談と言うよりは、会社の事情説明だ。

個別に面談を行うことによって「あなたは見放されていないんですよ」とういパフォーマンスを見せたいだけなのだと分かった。

面談中も個別で意見を聴くなんてことはない。まず会社の事情説明だ。「大きな会社だから事情はある。あなたの思う通りになんかならない可能性の方が高い。それでもいまある仕事を思いっきり頑張っている人の希望を聞いてあげたいという欲求はある。だから頑張れ」と。

「で、何か質問は?」と言われても何も言うきにならなかった。

最初から何も応える意思はないのだ。

それでも、一人ひとりの状況を観て、アドバイスをあたえるくらいのことはしてくれても良いんじゃないかと思った。

全員に同じことをいうようでは個別に面談する意味がまるでない。

全員集めて同じことを言えばいいだけではないか。

だから、対外的はパフォーマンスという意味以外は何もない、そんな面談だと感じてしまった。

それでも同期は「やるっきゃない」と言っていた。

まぁ、そりゃそうなんだけど・・・いや、そうなのか・・・。

会社に不満があるなら辞めれば良いとは思う。

でも、今辞めても次で輝かしい世界が待っているかというとそうでもない気がする。

結局、自分の実力不足が招いた結果なのではないか。

会社にしがみつかなくてはならない人が多すぎるから、会社もそれぞれの要求に雁字搦めになっていて、身動きが取れなくなっているんだ。

そんな会社から離れたければ自分で実力をつけるしかない。

だから、「やるっきゃない」のかもしれない。

会社に期待するのは間違っているな。むこうからネギしょってやってきてくれるはずがないよ。

期待すべきなのは自分自身なんだ、きっと。

努力し続けるものしか成功はないんだろーなー。

いろいろ、考えさせられた一日だった。