モフモフになれたら

本と映画と仕事と考えたこと

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

青森県民 原発建設 世論調査結果 について

今日の朝日新聞の一面に 『青森県民、「中止」48%』 と大きく見出しがある。 その調査結果は 原子力発電利用に 賛成 23% 反対 42% その他 35% 青森県内での建設中原発は 進める方がよい 25% 中止する方がよい 48% その他 27% 原発や核燃…

永遠の0

永遠の0 (講談社文庫)/百田 尚樹 ¥920Amazon.co.jp 話題の小説だ。両親が勧めてきたので読んでみた。 はっきり言って、あんまり戦争を扱った本って読みたくなかった。学生時代に没頭しすぎて、もうやめとこうと思っていたのである。かずかずの情報を目の当…

I Got Rhythm?

I Got Rhythm?/大橋トリオ ¥2,940Amazon.co.jp ①I Could Be 一発目は軽快なナンバー。細かく軽やかに刻まれるリズムに心躍らされる。 全英詩。右へ左へ素早く駆け抜ける風のような印象。 ②Winterland これも楽しいリズムの一曲。おそらく表紙の絵はこの曲を…

子供は判ってくれない

子どもは判ってくれない (文春文庫)/内田 樹 ¥660Amazon.co.jp 本屋の文庫コーナーへふらっといくと内田先生のまだ読んでない本が結構あることを知って、全て買ってしまった。 この本も目からうろこの発想てんこもり! そー、それが言いたかった!というと…

マイウェイハイウェイ

マイウェイ ハイウェイ (通常盤)/トータス松本 ¥3,150Amazon.co.jp トータス松本のソロ活動、セカンドアルバム! このアルバムがまた、よく出来ている!ウルフルズのトータス松本ってすごくオープンで豪快でシャウトなイメージがあるかもしれないけど、ソロ…

沿志奏逢3

沿志奏逢 3/Bank Band ¥3,059Amazon.co.jp 発売して1年以上経つのかなぁ、いまさらだけど、ちょっと感動したから・・・ ③若者のすべて 不安定に綱渡りしながら、最後に行くべきところへ着陸するサビのメロディはまさに青春そのもの。すごく、ありきたりな…

大阪へ引っ越し

実家が千葉県から大阪へ引っ越した。 千葉にもまったく住んだことなかったけど、東京周辺には友人がいるので頻繁に帰っていた。 でも、大阪には友人もそんなに多くないから、あんまり帰る機会もないだろうなぁ。 と思いながら、行ったけど、すごく良い街だな…

THIS IS MUSIC

THIS IS MUSIC/大橋トリオ ¥1,800Amazon.co.jp めちゃくちゃ大それたタイトル!でぃすいずみゅーじっく!これぞ音楽だ! という名に恥じない名アルバムだこりゃ。聞けば聞くほどハマってくる。 ①Happy Trail 前奏から使われている弦楽器は何だろう。大橋ト…

電子書籍が出版文化を滅ぼす について

出版を含むマスメディアは信頼性が高く価値ある情報を選別し、世の中に流通させる役割を担っていました。中略質の高い作品や情報をつくり、流通させるという社会の重要な機能は失われ、残るのは不特定多数の人々による信頼性も質も保証されない大量発信だけ…

2011年5月に思うこと

久しぶりに日記を書こう。 最近思ったこと。 ①GW中のこと GW期間中めちゃくちゃ本を読んだ。ホラー小説とか推理小説ばっかり、さくっと読めて、すぐに世界に没頭できるから。もう小説を読んでなくちゃそわそわしちゃう状態だった。映画ばっかり見たくな…

ファイトクラブ

ファイト・クラブ [DVD]/エドワード・ノートン,ブラッド・ピット,ヘレナ・ボナム・カーター ¥1,490Amazon.co.jp 結構有名で評価も高い本作。 観たのが丁度「向日葵の咲かない夏」を読み終えた直後で・・・。 また、これか・・・としか思えなかった。 向日葵…

粘膜蜥蜴

粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)/飴村 行 ¥700Amazon.co.jp 前作『粘膜人間』ですっかりはまってしまって、衝動買い、衝動読み。 粘膜というのは人間のおどろおどろしいところを表現した言葉らしいけど、これが同じシリーズなのか、というくらい方向が違う気がし…

ルームメイト

ルームメイト (中公文庫)/今邑 彩 ¥820Amazon.co.jp ミステリー好きはぜひ! いやあ、まんまと騙されました。 という帯につられて買ってしまいました。 ふむふむ、あぁ、こいつか・・・はははぁん・・・。 と思ってたら、あらあら、と逆転の真実が徐々に明…

熱帯夜

熱帯夜 (角川ホラー文庫)/曽根 圭介 ¥620Amazon.co.jp 『鼻』の衝撃が忘れられず、早速、曽根圭介2冊目に手を出した。 熱帯夜 友人夫婦の別荘に遊びに来た男の話。連続殺人事件の犯人が捕まるニュースと、3人と借金取りのやり取り、仕事に疲れたOL.それぞれ…

向日葵の咲かない夏

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)/道尾 秀介 ¥660Amazon.co.jp 直木賞作家である道尾秀介の最大ベストセラー。一昨年くらいから話題になってすでに90万部突破しているらしい。 これを読んだ人の感想を事前に聞いていて「こういう方向で驚くとは思わなかった」…

秋の牢獄

秋の牢獄 (角川ホラー文庫)/恒川 光太郎 ¥540Amazon.co.jp やっぱり恒川光太郎の短編集は幻想的で読んでいると夢心地になる。 同じ日が繰り返されるという設定は今までも何回でも聞いたことあるけど、同じ世界に迷い込んだ人間が複数いるという設定は新しい…

ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)/岩井 志麻子 ¥500Amazon.co.jp タイトルが怖い。 絵が怖い。 きょうてえという響きが怖い。 岡山の遊女がお客さんに語りかける一人称スタイルの怪談。 明治初旬の日本ってこんなに貧しかったのか、という衝撃と、倫…

姉飼

姉飼 (角川ホラー文庫)/遠藤 徹 ¥460Amazon.co.jp どストライクのエログロカルト小説! もう書き出しからの描写が素晴らしい! 串刺しにされている姉、粘膜のように暴れだす髪、肉厚の唇の中の乱杭歯・・・ ようこんなもの想像するなー。 もう設定だけで十…

八日目の蝉

八日目の蝉 ヒューマン・サスペンスの最高峰と銘打ってあったけど、まさにその通りの作品だった。 これは頂点と言って良い。 これほどの作品を僕は知らない。 本では愛人の娘を誘拐した希和子を中心とした物語が一章。20年後、その娘、恵梨奈の成長の物語…

紗央理ちゃんの家

紗央里ちゃんの家/矢部 嵩 ¥1,155Amazon.co.jp 作家は若い!同い年。 読み始めは文章力もあまりないな・・・とちょっと評論家目線で進めたけども、完全に負けました。 読み始めたら止まらない。 何かがおかしい・・・誰かがおかしい・・・え・・・・ちょっ…