モフモフになれたら

本と映画と仕事と考えたこと

平原綾香 CONCERT TOUR 2014 What I am -未来の私へ- @立川

ファンクラブに入会し、しっかりチケットゲットしました。しかもコンサート初日前から3列目! 相変わらず年齢層は高かったです、ぱっとみ50代以上が大半だったような(立川だから?)

一曲目『My Road』のイントロが始まった瞬間からすでに泣いてしまいました。 自分では意識していなかった心の疲れさえも、平原綾香の音楽は癒してくれるのです。まさに神の声。

良い曲というのは、まさに自分のための歌の様に思わせてくれる曲と言いますが、平原綾香はそれを超えていきます。隣りに座る60代のお爺さんが遠距離に負けない愛を歌う『月に照らされて』を聴いてぼろぼろ泣いているのです。いやいや、あんたは関係ないだろというツッコミはここでは無効です。平原綾香の歌声で満たされたホールでは、誰もが恋する少女であり、冒険を夢見る少年であり、恐竜であり、木星であり、JOJOなのです。

コンサートで一番印象的だったのは、『10年間やってきたけど、辛いことの方が多かった』という言葉でした。プロの中でもずば抜けた才能があって、大好きな音楽の世界で生きていて、しかもかなり成功している、にも関わらず『辛いことの方が多い』というのは大変なことだと思うのです。好きなことをしていて、自分が恵まれた環境にいるにも関わらず、うまくいかないっていうのは、私には想像のつかない種類の辛さなのかもしれない。そう考えると別に好きでもない世界で、全く才能のカケラもない自分が、のほほんと楽しい毎日を過ごせる訳がないなと思いました。

確かに、仕事は大変で、投げ出したくなりますが、もう少し頑張ってみようと思います。 たぶん、ホールにいた皆が同じ気持ちだったと思います。 いつも素晴らしいコンサートです。このコンサートツアーはもう一回行きます!