トルコ旅行①
最ッ高だったー!!!
超楽しかった。ご飯も美味しかった。
仕事のことも完全に忘れられた。普通の連休とは全然違う気持ちになれた。
心身ともにリフレッシュ!まさにリフレッシュ!!
ぼんやり音楽を聴いて考えごとしたり、本を読んだり、本当に久しぶりの感覚を取り戻せた。
はっきり言って就職してから一回もこんな気持ちになれなかった。
本当に学生のころのように純粋に人との出会いが嬉しかったし、ご飯が美味しかったし、景色が綺麗だったし、本が面白かった。
やっぱり、旅って大事だなー。
友人と二人で、成田からイスタンブールまで12時間、イスタンブール空港で4時間ほど待って、カイセリ空港へ。
カイセリ空港ではファイブスタークラブと提携している現地の旅行会社のガイドが待っていた。
日程表には英語ガイドがつくと書いてあったけど、日本語が少しだけ喋れる人だった。
たぶん22歳くらい?学生だと思う。
日本語勉強は3か月前かららしい。3か月にしては上手いと思うけど、3か月しか勉強してないやつをガイドとして寄こすなよ・・・と思った。
彼の日本語はうちらの英語レベルだった。
カイセリ空港からギョレメのホテルまで車で1時間弱。ホテルに着いたのは夜中の2時くらいだ。
すぐ朝から現地旅行に参加したかったから、参加できるか、ガイドに聞いた。
「渓谷とかを回るツアーとバルーンツアーがある。すぐ参加できるか確認して朝7時に電話する。バルーンツアーは朝一だから、出発する日の朝に行った方が良いよ。それも電話します。」
とのこと。
こりゃ話が早いと思って、一安心。
洞窟ホテルは一応暖房は付いているんだけど、セントラルヒーティングでどこも寒い。凍えるほどじゃあないけど、2,3枚着こまないと寝れないくらい寒かった。
シャワールームはまぁまぁ広い感じ。
後で聞いたんだけどカッパドキアでこれだけあれば、まぁまぁ良いホテルらしい。
朝起きたら8時少し前。
全く電話なし!
あのやろー。
もう当てに出来んと思い、部屋を出て朝食。
朝ご飯はパンとピクルスとトマトとチーズと果物。これが典型的なトルコスタイルの朝食らしい。
まずくはないけど、特別美味くもない。
あのガイドは完全に当てにならないので、ホテルのロビーで現地ツアーに申し込む。
南回りのツアーと北回りのツアーがあるらしく、一日目は南回りを選択。
地下都市を見たり、渓谷を歩いたり、カッパドキアの奇岩を一日中満喫。
この現地ツアーはいろんなホテルから参加しており、15人規模くらいで毎日実施されているようだ。
中に卒業旅行中の大学生がおり、彼らと仲良くなった。
「卒業旅行ですか?」とまず初めに聞かれたから、俺たちもまだ若く見えるのかもしれない。
ってか、この時期に社会人がいるわけない、という頭なのかもしれないね!
夕飯は、彼らと一緒に食べて、奢ってあげることにした。
値段的には5人で食べて飲んで4000円くらいだったかな。二人で奢ったから一人2000円。
そんなもんで喜んでもらえるならどんどん奢ろう。
自分が学生だった頃本当にお金がなくて、旅行いくときもそればっかりで嫌だった。生活に困るほどじゃない、むしろ好きなものはほとんど買ってたから超恵まれている環境だったけど、それでも旅行となると数十万のお金が一気に無くなるわけだから水一本、食事一つでも値段を考えなくちゃいけなかったよね。
でも、今はそんなこと考えなくても良いくらい余裕があるし、せっかく旅行に来たんだから楽しんで欲しかった。
学生の話を聞いてこちらも元気を貰えたし、すごく良い交流だった。
友人と「これから海外旅行先で学生に飯を奢るという活動をしていこう」と誓う。
うん、悪くない、気がする。
ここでちょっと問題が起こった。
前日の夜、バルーンツアーを申し込んだんだけど、ツアー代理店にお金を払ったあと、チケットを貰った。
でも、チケットには代理店の名前はあっても実施団体の名前が書いてなかったのだ。
いろんなホテルにいろんなバルーン実施会社が迎えにくるため、どこの会社から飛ぶのか分からないとその場で混乱してしまう。
まぁ、迎えに来る側も確認して来いよって感じだけど、そこはトルコ流。
もう、本当に適当、まぁお前たちで良いや、ぐらいの感じ。
さらに北周りのコースも予約がダブルに入っていると言われて少し揉める・・・
着いた時のあのガイドが勝手にこの日に入れていたのだ・・・
いや、言えよ。
何にも連絡なかったじゃねぇかよ、と少し起こる。
ホテルの人もツアー会社の人も納得してくれたので、結果的には何も被害はなかった。
以下が写真
バルーンは本当に良かった。
バルーンの上で聴いた音楽は忘れられないなー。
景色と最高にマッチしたのは
BANKBAND 『はるまついぶき』
Philharmounique 『ランドスケープ ~旅の終わりに~』
絶景を観ながら人が涙を流すのはなぜなのか少し考える。
景色そのものが悲しいわけでもなく嬉しいわけでもない。
ここまで来た道のりを思い出し、それまでの苦労や達成感に敬意を表したくなるのだと思う。
久しぶりにこんな気持ちになった。
このために旅行に来たんだなと思う。
この日のツアーも昨日のツアーと半分は一緒だったため、かなり一体感があった。
ブラジル人や中国人と友達になれた。
やっぱり、こういうツアーに参加するのは国際交流できるから良いよねー。
夕飯は、またこのツアーで出会った大学生と取ることに。
かなり、お金に困っているようだったのでまた御馳走する。
知りあって、悪ふざけして、ご飯を奢って、連絡先も交換せずに去る・・・。
彼らにはカッコいい社会人に見えただろうか・・・。
「自分たちが社会人になって旅行に行った時、お金に困っている大学生がいたら奢ってあげて。これを数珠つなぎしていこう」と約束。
いつか、この活動が世界中に拡がったら面白いなー。
これでカッパドキアは終わり。
次の日の朝から車でパムッカレへと向かう!
つづく。