幸福な食卓
サイコパス、ホラー、ミステリー、ばっかり取り上げているから相当頭のいかれた奴みたいに見えるなぁ。
でも、僕はほのぼのした映画も嫌いじゃない。
『幸福な食卓』も素晴らしい映画だった。
もともとミスチルの『くるみ』が好きだったので観ようと思った。どうせ、『くるみ』に頼りきった映画なんじゃないか、と予想していたんだけど、予想以上に『くるみ』を引き立てる映画だった。
最後のシーン。
北乃きいを歩かせながら『くるみ』を流す。それだけをやりたかった映画なんじゃないかとさえ思う。
でも、それが非常に良かった。。
北乃きいちゃんの涙、せつない笑顔、ふりむく仕草、全部、絵になってた。
それはまさに『くるみ』のテーマである「未来へ向かう」姿であった。
シングルバージョンとは違う編曲。
1番2番はピアノの伴奏だけで桜井さんがしっとり歌う。
最後のサビの直前からジェンのドラムが加わり、壮大なバラードになる。
「どんなことが起こるんだろう 想像してみよう」
なんて希望に満ち溢れた言葉だろう。
そのフレーズと北乃きいちゃんの「未来へ向かう」姿が観る者に希望の光を見せてくれる・・・気がした。
あのシーン以来、すっかり北乃きいちゃんのファンである。
スキャンダルなんて気にしない。
ミスチルはもともと大好きである。