マンガでわかる! マッキンゼー式 リーダー論
マンガでわかる!シリーズ。「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング」の続編です。
- 作者: 赤羽雄二,大舞キリコ,星井博文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/04/08
- メディア: 単行本
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私自身はこのマンガの主人公よりも社会人キャリアは長いですが、部下はおろか、プロジェクトリーダーになったこともありません。入社8年目でまだグループ最年少ってやばくない?なんだこの会社は。
まぁその話は良いとして。いつか部下を持つことになると信じて、読んでみました。
「アクティブリスニング」、ホワイトボードを使ったファシリテーション、アウトプットイメージ作成アプローチなど、具体的なメソッドが紹介されており、どれも基本的なことですが、そこが疎かになっている上司が多いように思います。
部下の話を遮らずよく聞く、会議の書記を自らやる、書類作成の大枠を指導する、ここまで出来ている上司ってなかなかいませんよね。まぁみなさん忙しいですから、部下が勝手に成長することを望みがちです。でも、そうはならないのが悩ましいところ。
特に書類作成に関する「アウトプットイメージ作成アプローチ」はぜひ普及してほしいです。上司から「こんな感じで」と言って作ってはやり直しさせられ、作ってはやり直し、の繰り返しに費やしてきた時間はのべ200時間を越える気がする。こうやって指導されれば資料作りの要点が早くつかめるようになって、結果的に上司の時間短縮にもなる。
リーダーになる人にはぜひオススメのビジネスマンガです。